一般的には3月3日に行われている雛まつりですが、昔から飛騨地方では4月3日に行われております。本年も各種イベントが催されました。
※ 画像は公式HPより転載
4月3日開催、飛騨一宮水無神社の「生きびな祭り」
養蚕や農業の繁栄と女性の幸福を祈念して行われるお祭りです。飛騨一円より選ばれた未婚の女性9人が、お内裏様やお雛様、官女など、きらびやかな生きびな様に扮し、行列を組みねり歩きます。ひな様が身代わりに受けた穢れが神社で祓い清められ、一年の幸せを願います。神事の後には、雛様らによる「餅まき」や写真の撮影会も催され、観覧者に人気となっています。海外からの旅行者も多くおみえでした。
第16回 飛騨高山雛まつり スタンプラリー
3月1日~4月3日までの期間中、高山市役所などの一般施設・宿泊施設と特定の観光施設に雛飾りと専用スタンプが設置されております。各種指定されたスタンプを集めると飛騨高山ピンバッジやミニ雛さるぼぼなどが抽選で当たります。
市役所や郵便局以外にも当庵客室お茶菓子でご提供させていただいておりますあん玉の製造販売本店「音羽屋」さんや古い町並み各種店舗も参加しております。スタンプラリーというと少々歩き回って集めるイメージがございますが、約70ヶ所設置されておりますので、高山をふらりとご散策頂く片手間にでも充分集めてしまえるかと思われます。
実際、上記画像は私が歩いて15分ほどで集めたものです。各所にスタンプラリー用のマップもございますので迷いませんでした。
来年も開催される予定です。水無神社の生き雛にちなんで作成されるまゆ雛など、この時期のみ披露される飛騨の習慣をぜひお楽しみくださいませ。
関根