福地温泉でもようやく桜が開花しそうな暖かな日が続いております。まだまだ入荷は少ないですが、地物山菜がひだ路にも届きました!
画像は左から花わさび、こごみ(上)、たらの芽(下)、こしあぶらです。
・花わさび
アブラナ科ワサビ属。花を咲かせる前のつぼみ状態の若い花茎を収穫したもので、春を訪れを告げる食材の1つです。わさび特有の鼻に突き抜ける爽快な辛みと、独特の苦味やシャキシャキとした歯ごたえが特徴です。
・こごみ
イワデンタ科クサソテツ属。5月上旬から6月中旬に渦巻状に丸まった幼葉をこごみと呼び、食用に適しています。比較的陽当たりの良い斜面などを好み、大抵は群生しているため収穫が望めます。山道の道端や崖の下など水はけがよく湿った場所に群生するため、福地温泉周辺奥地ではこごみ畑のような一角がところどころにみられます!
・たらの芽
ウコギ科タラノキの新芽。新芽の採取時期は桜の8分咲きころ。全国で採れる山菜の王様です。ほのかな苦みや、もっちりした食感で天ぷらにして食べると何ともおいしい山菜ですが、なんと糖尿病の予防効果もあるそうです!おいしいだけで終わらない…さすが王様ですね。
・こしあぶら(漉油)
ウコギ科ウコギ属。春、比較的明るく開けた雑木林などで見られます。まだそれほど大きく伸びていない芽を摘み取り、元のほうにあるハカマの部分を除いたものを調理する。肥沃な土地にあるものは、太いだけでなく養分が多く美味であり、山菜の女王と呼ばれています。
各種、当庵ではおひたしや別注天ぷら、山の味覚プランにてお召し上がりいただけます。ぜひ旬のパワーいっぱいの山菜をご賞味くださいませ。
関根