2017.02.24
【飛騨の民芸品】ひと針ひと針手縫いの『飛騨刺し子(さしこ)』
お知らせ
2月24日(金) 晴れ 10時現在0℃
2月も残りわずか…
外は雪が積もっており、まだまだ寒い奥飛騨ですが、本日は太陽がまぶしく明るい朝となりました。
本日は、高山の雑貨土産として人気の『飛騨刺し子(さしこ)』を皆さまにご紹介いたします。
『飛騨刺し子』は、日本の昔から伝わる生活の中の美術品で、ひと針ひと針想いをこめて作られています。
物のない時代、山深い飛騨に住む女性たちは布を大事に使うために創意工夫を凝らしていました。
その賜物が『飛騨刺し子』です。
同じ柄や模様を刺した作品であっても、刺す職人によって表情はさまざま。
力強い刺し子、繊細で綺麗な刺し子。
手作りだからこその違いがあり、そこに温もりと素朴な美しさを感じることができます。
長く使えて丈夫な刺し子の作品は、飛騨高山地方だけでなく、遠く離れた地でも愛用されております。
※こちらは、現在、長崎県島原市で開催されている『島原城下ひなめぐり』で撮影したものです。
また、『飛騨刺し子』は、手作りキットも販売されております。
私も先日コースターを作りましたが、今度は布巾に挑戦しようと思っています。
古い町並の中に「飛騨さしこ」の専門店もございますので、高山市街の観光の際にぜひお立ち寄りくださいませ。
林田